Deniece Williams / Free

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こんばんは、Rockyです。本日は超王道のソウルアーティストでいきましょう。Deniece Williamsです♪

いわずと知れたDenieceですが、一応紹介を。1950年インディアナ州出身、音楽一家に育ち、幼い頃から教会でゴスペルを歌って育つ。その後18歳でプロデビュー。デビュー時はDeniece Chandler本名で活動。

転機は1971年、Denieceのシングルを聴いたStevie Wonderが気に入り、誘いを受け、Stevieのバックバンド『Wonderlove』のオーディションに通過。1972年にStevieのツアーに同行し、アルバムにも参加。72年と言えば前回このブログでも紹介したStevie Wonderの『Music of My Mind』リリースの頃。DenieceはBuzzy Feitenと同時期のメンバーでもあります。

72年リリースの『Talking Book』では ” Tuesday Heartbreak “
74年リリースの『Fulfillingness’ First Finale』では” Smile Please ” / ” It Ain’t No Use ” / ” Please Don’t Go “等の名曲に参加。並行して
1974年
Kenny Rankin『Silver Morning』
Minnie Reperton / 『Perfect Angel』
Syreeta Wright / 『Stevie Wonder Presents Syreeta』
1975年
Esther Phillips / 『Performance』
Frankie Valli / 『Our Day Will Come』
Kenny Rankin『Inside』
Merry Clayton / 『Keep Your Eye on the Sparrow』
Roberta Flack / 『Feel Like Makin’ Love』
1976年
Albert King『Albert』
Emotions『Flowers』
Joe Cocker『Stingray』
Stevie Wonder『Songs in the Key of Life』

とまぁ僅か5年の間に名盤といわれる作品に参加するくらい実力のある持ち主であります。このブログでもいくつかは既に紹介しているアルバムもちらほらありますね。諸事情でいくつか記事を停止しちゃっているものもあります。それについてはまた公開致しますので、今暫くお待ち下さいませ(^^)/

さて、今回紹介するアルバムのプロデューサーはEarth, Wind & Fire (以下EW&F)のMaurice WhiteとCharles Stepney。この方は以前” Onaje Allan Gumbs “でも軽く紹介している方。やはりこの2人が共同作業すると良いアルバムになりますねぇ。

ヴォーカルとしての存在感が強いMauriceですが、元々はRamsey Lewisの専属ドラマー。このアルバムでは彼のドラムがふんだんに聴くことが出来ます。この方のドラムがまたご機嫌で。特にリズムが食う曲に関しては抜群のドラミングセンスの持ち主。例でいうとEW&Fの名曲『Getaway』クレジットではFreddie Whiteになっていますが、あのドラムはMauriceによるものです。お時間ある方は是非聴いてみて下さいませ。

他にもバックはEW&Fでもお馴染みFreddie / VerdineWhiteの兄弟、カッティングの名手Al Makayが参加。Earthの主要メンバーで構成されております。またこの曲でご機嫌なプレイを披露している鍵盤の名手Jerry Peters、管楽器ではErnie Watts / Steve Madaio等名うてのスタジオミュージシャンも参加。Jerry Petrsについてですが、一度お会いして少しお話させて頂いたことがあるんですが、とても紳士な方で。貴重な経験でした♪

曲についてですが、もう有名すぎてあまり語ることはありませんが、Denieceと言えば先ずこの曲でしょう。Free Soulのコンピには必ずと言って良いほど入る曲。また多くのDJによってサンプリングされていたり、多くのミュージシャンがカバーしている曲。あまりにもこの曲が有名すぎて他の曲やアルバムが印象に残らないDenieceですが、まだまだ良い曲沢山ありますので、それについてはまた今度紹介しますね♪

1976年 / Album /『This is Niecy』/ Deniece Williams / Free

LP / PC 34242 (輸入初版盤)
LP / 25AP 587 (日本初版盤)
CD / CK 34242 (輸入再発盤)
CD / SRCS 6431 (日本初版盤)
/ SICP 3169 (日本再発盤紙ジャケ)

  • Written-By – Deniece Williams / Hank Redd / Nathan Watts, Susaye Green
  • Vo – Deniece Williams
  • Cho – Deniece Williams / Maurice White / Sydney Barnes
  • Drums – Maurice White
  • Drums / Percussion – Freddie White
  • Percussion – Rubens Bassini
  • Bass – Verdine White
  • E.Guitar – Al Makay
  • Piano / E.Piano – Jerry Peters
  • Trumpet – Oscar Brashear / Steve Madaio
  • Trombone – George Bohanon / Randall Aldcroft
  • French Horn – Gale Robinson / Sidney Muldrow
  • Saxophone – Ernie Watts / Plas Johnson / Ray Pizzi / Terry Harrington
  • With The Dream Orchestra Featuring The Cupid Strings

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