こんばんは、Rockyです。本日はCrossoverの礎を築いた一人で、Rockyもお気に入りのGrover Washington Jr.を♪
名プロデューサーであり、CTIレコードの創設者でもあるCreed Taylorに見出され1971年に1stアルバム『Inner City Blues』をリリース。またCreedはかなりのやり手で、ボサノヴァを世に普及させて人でもあります。
ジャズレーベル”CTI”を作り、その後ソウルを中心としたレーベル”KUDU”も作ったのですが、この両レーベルにご機嫌なJazz / Crossoverの音源が沢山ありまして。今度色々紹介したいと思います(^^)/
さて、皆さんはGroverと言えば先ず思い浮かべるのは13thアルバム『Winelight』ではないでしょうか。勿論大好きなアルバムですが、Rocky的には格好良さではElectraレーベル時代より圧倒的にCTI / KUDUレーベル時代の方に軍配が上がるかと思います。Electra時代はどちらかというとSmooth Jazz寄りですが、CTI / KUDU時代はかなりR&B / Soul寄りのサウンドとなっております。GroverはCTI / KUDUに8枚だけアルバムをリリースしておりますが、本日は7thアルバム『A Secret Place』からピックアップしたいと思います。
バックメンバーはもう最高で。1stアルバムからずっとサポートしてきているEric Gale。Anthony Jackson / Harvey Mason / Ralph Macdonald達はGroverのほぼレコーディングメンバーの常連です。鍵盤は長年バックをサポートしてきたBob Jamesに代わり、珍しくDave Grusinが担当。またGeorge Mraz / Steve Khanが1曲だけ参加しております。当時はソウルメイト繋がりで制作してたと思うのですが、今見ると本当に錚々たる面子です。今じゃ作れないでしょう、予算の問題で( ̄▽ ̄;)
Eric Galeのプレイですが、ペンタトニックの単純なソロですが、なんでこんな熱いでしょうねぇ。簡単そうに聴こえて実際プレイしても全く真似出来ません。この間の取り方とタイム感、流石職人技。いつ聴いても鳥肌立ちます。
EricはRockyが敬愛するギタリストの一人なので今度特集したいと思います♪
Ericのソロに即発され、Groverも熱~いソロを披露してくれます♪最初から最後までグルーヴしているアルバムとなっておりますので是非全部聴いて欲しいですね♪尚日本盤はリリースしていないかもしれません。見たことある方はご連絡お待ちしております!
1976年 / Album /『A Secret Place』/ Grover Washington Jr / Not Yet
LP / KU-32 S1 (輸入初版盤)
LP / GP3088 (国内初版盤) / LAX3254 (国内再発盤)
CD/ MCDO902MD (輸入初版盤) / RVCD-153(輸入コンピ盤)
CD / 日本盤リリースなし
- Written-By – Grover Washington Jr
- Drums – Harvey Mason
- Bass – Anthony Jackson
- E.Guitar – Eric Gale
- Piano / Fender Rhodes – Dave Grusin
- Percussion – Ralph Macdonald
- Soprano / Tenor Saxophone – Grover Washington Jr
全てのパートの調和が素晴らしいです!!
まぁちゃん様
ですね♪誰一人各楽器の邪魔をしていないという。
余計な音を一切出さず、休符も音ということを教えてくれる曲です♪