こんばんは、Rockyです。本日West Coast Rock第5弾はAOR界では有名なNed Dohenyを。
West Coast Rockは渋さ追求重視型、爽やか重視型、ロック指向重視型等の色々なタイプに分かれますが、Ned Dohenyはその中では典型的爽やかさ重視型のWest Coast Rockの部類に入るかと思います。
彼の1番有名なアルバムは3年後にリリースされるAORの名盤『Hard Candy』ですが、この1973年の1stアルバムも中々の名盤だとRockyは思います。
ソングライターとして活動していた実績もあるので、作詞・作曲のセンスは折り紙付きです。1981年にChaka Khanに提供した『What Cha’ Gonna Do For Me』はNedとAvrage White BandのHamish Stuartの共作によるものですが、これを聴けば更に素晴らしさが分かるかと思います。
さて、Nedはこのアルバムでは全編でギターを担当。決してテクニカルギタリストではないですが、ちゃんと自己主張もするご機嫌なプレイを披露。
バックメンバーをみていきましょう。数々のアーティストのバックを務めるセッションドラマーGary Mallaber、Russ Kunkelも在籍していたバンドThings To ComeのメンバーであったBryan Garofalo、当時Santanaに在籍していたRichard Kermode、JAZZの大御所Don Menza等強者揃いです。
1973年 / Album『Ned Doheny』/ Finefine / Ned Doheny
LP / SD 5059 (輸入盤)
LP / IAP-80895 (国内初版盤) / P-10606Y (国内再発盤) / P-6431W (国内再々発盤)
CD / 18P2-2770 (国内初版盤) / WPCR-668 (国内再発盤) / WPCR-18022 (国内最新盤紙ジャケ)
- Written By Ned Doheny
- Vo / A.Guitar / E.Guitar – Ned Doheny
- Cho – Graham Nash
- Drums – Gary Mallaber
- Bass – Bryan Garofalo
- Bass / A.Bass – David Parlatta
- Piano – Richard Kermode
- Piano / Organ / Synthesizer [Moog] – Jimmy Caleri
- Organ – Michael Utley
- Vibraphone – Gary Mallaber
- Cabasa – Richard Kermode
- Tenor Saxophone / Horn Arrange – Don Menza
- Trombone / Bass Trombone – Slyde Hyde