こんにちは、Rockyです。今日も寒いなぁ。熱い演奏で気持ちだけでも暖かくしましょう♩今日はジャンルを変えてBluesです。
有名なギタリストになる為の登竜門であるThe Butterfield Blues Band。ホワイトブルースで有名なギタリストMike Bloomfield / Elvin Bishopもこのバンド出身です。またサックスで有名なDavid Sanbornもこのバンド出身です。
今回紹介するアルバムでは新たに3人目のギタリスト、Buzzy Feitenが加入した時期。この人もここから巣立っていくのであります。
Buzzyはこの時19歳。2:49から始まるBuzzyのソロは秀逸です。流石ギタリスト発掘に長けていたButterfieldのお眼鏡にかなっただけのことはあります。粘っこくてお気に入りのソロです。Rocky的にはClaptonよりBuzzyの方が好きです。天才とはこの人のことを言うのかと思います。
彼ほど色々なジャンルの音楽を渡り歩いてギタリストって中々おりません。それだけ器用でミュージシャンからの信頼も厚かったのかなと思います。
Stevie WonderのバックバンドWonderlandに加入、その後元祖ブルーアイドソウルRascalsに加入。そして今回紹介するButterfield Band 。Butterfield脱退後は長年の盟友になるFred Beckmeier / Gene Dinwiddie / Neil Larsenと共に幻のバンドFULL MOONを結成していくのであります。そしてLarsen Feiten Bandに至るわけです。
Rocky的にこの時期のPaul Butterfieldは黄金期と思っております。メンバーにも恵まれ、自分のやりたい音楽をやっていたんじゃないでしょうか。残念ながらButterfieldは1987年に腹膜炎によるオーバードーズで他界しております。享年44歳。早すぎるなぁ…
1969年 / Album『Keep on Moving』 / Where Did My Baby Go / Paul Butterfield Blues Band
LP / EKS 74053 (輸入盤)
LP / P-8606E (国内盤)
CD / WOU 4053 (輸入盤)
CD / WPCP-4156 (国内盤)
- Written By – Jerry Ragovoy
- Vo / Harmonica – Paul Butterfield
- Drums – Phillip Wilson
- Bass – Fred Beckmeier
- Guitar / Cho / Organ – Howard ” Buzz ” Feiten
- Piano – Jerry Ragovoy / Ted Harris
- Trumpet – Keith Johnson
- Trumpet – Steve Madaio
- Alto Saxophone – David Sanborn
- Tenor Saxophone / Flute / Cho / Guitar / Keys – Gene Dinwiddie
- Baritone Saxophone – Trevor Lawrence